見た目から調べる害虫図鑑
アリガタバチ赤茶色の小さい虫(体長1.5〜3.5mm)の見分け方と対処
畳の中などに潜み、寝ている人を刺すことがある体長1.5〜3.5mmの小さなハチ。アリのような頭とあごを持つが、れっきとしたハチの仲間。シバンムシアリガタバチはシバンムシの幼虫に寄生する天敵で、シバンムシが発生している場所に付随して見つかることが多い。
注意が必要
アリガタバチの見た目の特徴
| 体長 | 1.5〜3.5mm |
|---|---|
| 色 | 赤茶色・黒い |
| 形 | 細長い |
| 羽 | 羽があるものもいる |
| 動き | はって動く・飛ぶ |
| よく見つかる場所 | 畳・和室、寝室・ベッド |
| よく見る時期 | 春・夏・秋 |
同定ポイント(この虫かどうかの確認)
- 体長はオス約1.5mm、メス2〜3mmで赤褐色〜黒褐色、光沢がある(飴色)
- アリのような頭とあごの形をしているが、翅を持つ個体もいるハチの仲間
- オスは刺さず吸血もしないが、メスは皮膚を刺すことがある(吸血はしない)
- 畳の中で発生することが多く、シバンムシの発生と同時に見られることが多い
- オスの寿命は2〜3日と短いが、メスは2ヶ月以上、越冬する場合もある
間違えやすい虫との見分け方
危険度と放置した場合の影響
メスは人の皮膚を刺すことがあり、腫れや痒み、まれに化膿やアレルギー反応を伴う場合がある。刺されて痛みがひどいときは医師の診断・治療を受けることが推奨される。吸血はしない。
自分でできる対処
- 刺されて痛みがひどい場合は医師の診断・治療を受ける
- 目の前にいる個体には市販の殺虫剤を使用する
- 畳が発生源の場合は畳店に高熱処理を依頼する(ナイロン糸使用の畳は不可の場合あり)
再発を防ぐ予防策
- 宿主となるシバンムシの発生防除を同時に行う(食品の密閉保管など)
- 畳を定期的に水拭き・畳干しする
- 古い畳や食品の点検・清掃を習慣化する
写真と実寸の目安
本ページの同定情報は見た目の特徴に基づく参考情報です。刺す・咬むおそれのある虫は無理に近づかず、健康被害が出た場合は医療機関の受診をご検討ください。