見た目から調べる害虫図鑑
ゴキブリの幼虫黒いやや大きい虫(体長3〜25mm)の見分け方と対処
「小さなゴキブリのような虫」の正体の多くはゴキブリの幼虫(幼齢~老齢)。クロゴキブリの幼齢幼虫は黒地に白い斑点があるのが特徴で、成長するにつれ模様が消えて成虫に近い姿になる。1匹見つかったら周囲に卵や成虫がいる可能性が高い。
実害は小さい大量発生することがある
ゴキブリの幼虫の見た目の特徴
| 体長 | 3〜25mm |
|---|---|
| 色 | 黒い・茶色い |
| 形 | 楕円形 |
| 羽 | 羽なし(飛ばない) |
| 動き | はって動く・素早く走る |
| よく見つかる場所 | キッチン・台所、風呂場・洗面所、クローゼット・衣類、食品棚・米びつ |
| よく見る時期 | 春・夏・秋 |
同定ポイント(この虫かどうかの確認)
- クロゴキブリの幼齢幼虫は体長約4~4.5mmで黒地に白い斑点が2個ある
- クロゴキブリの老齢幼虫(15~25mm)は茶色で模様が消え成虫に近い姿になる
- チャバネゴキブリの幼虫は体長約3~10mmで黒褐色の体に黄色いまだら模様がある
- いずれも翅がなく飛べない(成虫になる最後の脱皮で翅が生えるため)
- 暗くて人目につかない暖かい場所に密集して生息する
間違えやすい虫との見分け方
トコジラミとの見分け方
トコジラミは体長5~8mmの茶褐色で扁平なカメムシの仲間。吸血して強いかゆみを起こし、ゴキブリの幼虫のような黒地の斑点模様や長い触角はない。
比較を見るシバンムシとの見分け方
シバンムシは体長約1.5~3mmの赤褐色の甲虫で楕円形、背中に細い毛が多い。飛ぶことができ、ゴキブリの幼虫のような斑点模様はない。
比較を見る危険度と放置した場合の影響
直接的な毒はないが、食品や食器を汚染し衛生上好ましくない。幼虫が見つかった場合、周囲に卵や成虫がいる大量発生のサインでもある。
自分でできる対処
- 毒餌(ベイト剤)を設置して幼虫ごと駆除する
- くん煙剤で隠れている幼虫を一斉に駆除する
- 粘着トラップで捕獲する
再発を防ぐ予防策
- 食べこぼしや油汚れをこまめに掃除し、餌をなくす
- ダンボールを室内に溜めない(卵鞘が紛れ込みやすい)
- 換気扇や配管周りの隙間を塞いで侵入経路を遮断する
写真と実寸の目安

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対応地域: 埼玉・東京・神奈川・岐阜・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・奈良・和歌山
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参考にした公的機関・公式情報
本ページの同定情報は見た目の特徴に基づく参考情報です。刺す・咬むおそれのある虫は無理に近づかず、健康被害が出た場合は医療機関の受診をご検討ください。