見た目から調べる害虫図鑑
ハサミムシ黒い大きい虫(体長15〜30mm)の見分け方と対処
庭の石や落ち葉の下、風呂場や網戸の隙間などで見つかる、尾に大きなはさみを持つ黒光りする虫。見た目は威圧的だが基本的には無害で、他の害虫を食べる益虫の一面もある。
実害は小さい
ハサミムシの見た目の特徴
| 体長 | 15〜30mm |
|---|---|
| 色 | 黒い |
| 形 | 細長い |
| 羽 | 羽があるものもいる |
| 動き | はって動く・飛ぶ |
| よく見つかる場所 | 玄関まわり・外から侵入、風呂場・洗面所、窓・網戸・サッシ |
| よく見る時期 | 春・夏・秋 |
同定ポイント(この虫かどうかの確認)
- 体長15~30mmほどの細長い体つき
- 体色は光沢のある黒、脚は黄土色
- 尾に「尾鋏(びきょう)」と呼ばれるはさみを持つ(オスは左右非対称、メスは左右対称)
- 種類によっては翅があり飛べるが、退化して飛べない種類も多い
- 夜行性で、暗く湿った場所を好み、活動期は4~10月頃
危険度と放置した場合の影響
尾のはさみに毒はないが、挟まれると強い力で出血することがある。傷口から雑菌が入り炎症を起こす場合があるため注意。
自分でできる対処
- 見つけたら市販の殺虫スプレーで駆除する
- 床下や網戸の隙間など侵入経路を塞ぐ
- 夜間は室内の明かりが外に漏れないようカーテンなどで対策する
再発を防ぐ予防策
- 庭の落ち葉や朽ち木、石を片付けて隠れ場所を減らす
- 浴室やトイレなど水回りの換気を良くして湿気を減らす
- 排水溝の掃除や水たまりの解消で水はけを良くする
写真と実寸の目安
本ページの同定情報は見た目の特徴に基づく参考情報です。刺す・咬むおそれのある虫は無理に近づかず、健康被害が出た場合は医療機関の受診をご検討ください。