見た目から調べる害虫図鑑
ヒメマルカツオブシムシ黒い小さい虫(体長2.5〜4.5mm)の見分け方と対処
春(4〜5月)に白い花や洗濯物の周りでよく見かける体長2.5mm前後のまだら模様の甲虫。衣類に害を与えるのは成虫ではなく幼虫で、茶色い毛むくじゃらの幼虫がウールや絹などの衣類を食い荒らす。四大衣料害虫の中でも被害相談が最も多い種とされる。
無害(不快害虫)大量発生することがある
ヒメマルカツオブシムシの見た目の特徴
| 体長 | 2.5〜4.5mm |
|---|---|
| 色 | 黒い・茶色い・薄茶色・白い |
| 形 | 丸い |
| 羽 | 羽あり(飛ぶ) |
| 動き | はって動く・飛ぶ |
| よく見つかる場所 | クローゼット・衣類、窓・網戸・サッシ、玄関まわり・外から侵入、観葉植物・プランター |
| よく見る時期 | 春・夏・秋 |
同定ポイント(この虫かどうかの確認)
- 成虫は体長2.5mm前後でテントウムシに似た丸い体形、黒褐色と黄色・白のまだら模様
- 幼虫は体長4〜4.5mmの暗褐色で茶色い毛むくじゃらの見た目
- 4〜5月に屋外で成虫が飛び回り、白い花や白い衣類に集まる性質がある
- 衣類を食べるのは幼虫のみで、成虫は繊維を食べない
- クローゼットやタンスの中の衣類(セーター・礼服・絹製品)に発見されることが多い
間違えやすい虫との見分け方
危険度と放置した場合の影響
人を刺したり咬んだりすることはなく、感染症を媒介することもない。ただし幼虫が衣類(ウール・絹・毛皮)を食害し経済的な被害を与える衣類害虫の代表種。
自分でできる対処
- 衣類用防虫剤(ピレスロイド系)をタンス・クローゼットに入れる
- 被害衣類を65度以上の熱処理(乾燥機・スチームアイロン等)で駆除する
- 不快害虫用エアゾールで成虫を直接駆除する
再発を防ぐ予防策
- 産卵期にあたる4〜6月は特に防虫剤を切らさない
- 白い衣類や洗濯物を屋外に長時間放置しない
- 衣類はブラッシングしてから収納し、皮脂や食べこぼしの汚れを残さない
写真と実寸の目安

Sources
参考にした公的機関・公式情報
本ページの同定情報は見た目の特徴に基づく参考情報です。刺す・咬むおそれのある虫は無理に近づかず、健康被害が出た場合は医療機関の受診をご検討ください。