見た目から調べる害虫図鑑
ヒラタキクイムシ赤茶色の小さい虫(体長2.2〜8mm)の見分け方と対処
フローリングや家具の表面に小さな穴があき、その周りにきな粉状の木粉(フラス)がこぼれていたらこの虫の被害が疑われる。ラワン材やナラ材など特定の広葉樹を好んで食害する木材害虫で、新築の家でも被害が見られることがある。
無害(不快害虫)
ヒラタキクイムシの見た目の特徴
| 体長 | 2.2〜8mm |
|---|---|
| 色 | 赤茶色・茶色い・黒い |
| 形 | 細長い |
| 羽 | 羽あり(飛ぶ) |
| 動き | はって動く・飛ぶ |
| よく見つかる場所 | 木材・家具 |
| よく見る時期 | 冬・春・夏 |
同定ポイント(この虫かどうかの確認)
- 体長2.2〜8mm(平均3〜4mm)、赤褐色〜暗褐色の細長く平たい甲虫
- 4〜5月頃に成虫が木材の表面に直径1〜2mmの穴をあけて脱出する
- 脱出孔の周りにきな粉のような木粉(フラス)が大量に落ちる
- ラワン材・ナラ材・ケヤキ材など特定のでんぷん質を含む広葉樹を好む
- 夜間に室内を短距離飛翔することがある
間違えやすい虫との見分け方
危険度と放置した場合の影響
人を刺したり吸血したりすることはなく、健康への影響はない。ただしフローリング・家具・柱などの木材を食い荒らし、建材被害をもたらす。
自分でできる対処
- 被害を受けた建材・家具を交換する
- 脱出孔に木粉を取り除いてから専用殺虫剤(キクイムシ用)を注入する
- 被害が激しい場合は専門の駆除業者に相談する
再発を防ぐ予防策
- ラワン材・ナラ材などの広葉樹を避け、スギ・ヒノキなどの針葉樹を使う
- 木材表面にニスやラッカーを塗り産卵を防ぐ
- 掃除の際に木材の穴や木粉の有無を定期的に点検する
写真と実寸の目安

Sources
参考にした公的機関・公式情報
本ページの同定情報は見た目の特徴に基づく参考情報です。刺す・咬むおそれのある虫は無理に近づかず、健康被害が出た場合は医療機関の受診をご検討ください。