見た目から調べる害虫図鑑
タカラダニオレンジ色のごく小さい虫(体長1〜2mm)の見分け方と対処
春先、ベランダやコンクリート壁、玄関先の日当たりの良い場所を真っ赤な小さな虫が素早く走り回っていたら、それはタカラダニ(正式名カベアナタカラダニ)である可能性が高い。体長1〜2mmで全身が鮮やかな赤色をしており、4月〜7月(ピークは5月)に大量発生するが、梅雨入りとともに姿を消す季節性を持つ。
実害は小さい大量発生することがある
タカラダニの見た目の特徴
| 体長 | 1〜2mm |
|---|---|
| 色 | オレンジ色・赤茶色 |
| 形 | 丸い |
| 羽 | 羽なし(飛ばない) |
| 動き | はって動く・素早く走る |
| よく見つかる場所 | 玄関まわり・外から侵入、窓・網戸・サッシ |
| よく見る時期 | 春・夏 |
同定ポイント(この虫かどうかの確認)
- 体長1〜2mmで全身が鮮やかな赤色(真っ赤)
- コンクリート壁やアスファルト、ベランダなど日当たりの良い屋外の面を素早く動き回る
- 4月〜7月、特に5月に大量発生し、梅雨入りとともにいなくなる
- 全個体がメスで、花粉・苔・昆虫の死骸などを食べる雑食性
危険度と放置した場合の影響
咬んだり刺したりすることは基本的にないが、潰した際にまれに皮膚に湿疹が生じることがある。
自分でできる対処
- ホースなどで水を勢いよくかけて洗い流す(水に弱いとされる)
- 殺虫スプレーやパウダー状の駆除剤を使用する
- 餌となる苔を除去する
再発を防ぐ予防策
- ベランダなどにウレタン防水材等のツルツルした塗装を施す(苔が生えにくくなり生息場所を減らせる)
- 見つけても直接潰さず、軽く払い落とす(潰すとまれに皮膚症状が出ることがある)
写真と実寸の目安

Sources
参考にした公的機関・公式情報
本ページの同定情報は見た目の特徴に基づく参考情報です。刺す・咬むおそれのある虫は無理に近づかず、健康被害が出た場合は医療機関の受診をご検討ください。