見た目から調べる害虫図鑑
トコジラミ茶色いやや大きい虫(体長5〜8mm)の見分け方と対処
旅行から帰った後や宿泊施設で、就寝中に袖口や襟元に沿って複数の刺し口が直線状に並んでいたら、トコジラミ(南京虫)による吸血の可能性がある。成虫は体長5〜8mmで茶褐色、扁平な体つきをしており肉眼ではっきり確認できる。夜行性で、昼間は畳の隙間やベッドマットレスの下、壁紙の裏など暗く狭い隙間に潜んでいる。
注意が必要
トコジラミの見た目の特徴
| 体長 | 5〜8mm |
|---|---|
| 色 | 茶色い・赤茶色 |
| 形 | 平たい |
| 羽 | 羽なし(飛ばない) |
| 動き | はって動く・素早く走る |
| よく見つかる場所 | 寝室・ベッド、畳・和室 |
| よく見る時期 | 1年中 |
同定ポイント(この虫かどうかの確認)
- 成虫の体長は5〜8mmで肉眼ではっきり見える(ダニは0.2〜1mm程度でほぼ肉眼では見えない点が最大の違い)
- 体色は茶褐色で、吸血後は腹部が膨らみ黒っぽく変化する
- 夜行性で、昼間は畳の隙間・ベッドマットレスの下・壁紙の裏など暗く狭い場所に潜んでいる
- 翅は退化しており飛べない。荷物やスーツケースに紛れて運ばれることで分布が広がる
- 刺し口が2か所前後、直線状または隣接して並ぶことが多い
間違えやすい虫との見分け方
トコジラミは成虫5〜8mmで肉眼ではっきり見えるが、ダニは0.2〜1mm程度とほぼ肉眼で見えないサイズであり、大きさで明確に区別できる
危険度と放置した場合の影響
吸血により強いかゆみやアレルギー性の皮疹が生じることがある。感染症を媒介するとの報告はないが、症状が続く場合は皮膚科の受診が勧められる。
自分でできる対処
- 50℃30分・60℃10分程度の高温(熱風・スチーム)で駆除する(隙間の奥まで温度が届きにくい点に注意)
- 掃除機で吸引する(補助的手段)
- 畳・布団乾燥車を利用する
- 被害が収まらない場合は早めに専門の防除業者に依頼する
再発を防ぐ予防策
- 宿泊施設では荷物を床に直置きせず、滑らかな脚の台の上に置く
- 中古家具やレンタル家具の持ち込み時に潜伏がないか確認する
写真と実寸の目安

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自治体で対象外・危険な場合は専門業者へ
刺し跡が続く、市販薬で減らない、集合住宅での拡散が心配な場合は、経験豊富な専門業者へ相談してください。
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トコジラミ駆除の自治体対応・費用・業者の選び方
駆除ガイドを見る本ページの同定情報は見た目の特徴に基づく参考情報です。刺す・咬むおそれのある虫は無理に近づかず、健康被害が出た場合は医療機関の受診をご検討ください。