見た目から調べる害虫図鑑
ヤスデ茶色い大きい虫(体長18〜20mm)の見分け方と対処
梅雨時など雨が多い時期に大量発生し、庭先や塀、家の外壁を這い回っているのが見つかりやすい多足類。刺激すると独特の臭いのある体液を出す。
実害は小さい大量発生することがある
ヤスデの見た目の特徴
| 体長 | 18〜20mm |
|---|---|
| 色 | 茶色い |
| 形 | イモムシ・ミミズ形 |
| 羽 | 羽なし(飛ばない) |
| 動き | はって動く |
| よく見つかる場所 | 玄関まわり・外から侵入、窓・網戸・サッシ |
| よく見る時期 | 夏・秋 |
同定ポイント(この虫かどうかの確認)
- 体長は18~20mm程度、体幅は約3mm(ヤケヤスデの場合)
- 体色は茶褐色
- 胴体の各節に脚が2対(4本)ずつ生えている
- 動きはゆっくりで、刺激すると丸まったり体液を出したりする
- 雨の多い6月や9~10月に集団で徘徊する
間違えやすい虫との見分け方
ムカデとの見分け方
ヤスデは動きが遅く無毒で1節に脚が2対。ムカデは動きが速く毒があり噛みつき、1節に脚が1対。
比較を見るゲジとの見分け方
ゲジは脚が長く動きが非常に速い益虫。ヤスデは脚が短く動きが遅い。
比較を見る危険度と放置した場合の影響
刺激を受けると悪臭のある体液を分泌することがある。人を噛んだり刺したりすることはない。
自分でできる対処
- 徘徊害虫用の粉剤・粒剤を家の周囲に帯状に散布する
- 見つけたものは殺虫スプレーで駆除する
- 大量発生時は掃除機で吸い取って処分する
再発を防ぐ予防策
- 庭の落ち葉・雑草・剪定枝は腐植化する前に片付ける
- 家の周囲の湿った環境を減らす
- 壁や窓の隙間など侵入経路を塞ぐ
写真と実寸の目安

本ページの同定情報は見た目の特徴に基づく参考情報です。刺す・咬むおそれのある虫は無理に近づかず、健康被害が出た場合は医療機関の受診をご検討ください。